AM8:20

出勤

出勤後、カルテの内容や夜勤の看護師からの引き継ぎ内容を確認し、患者さんの情報を集めます。

挨拶回り

受け持ち患者さんへの巡回を行い、元気な声で挨拶に回ります。

担当する患者さんは毎回変わりますが、安心して看護を任せていただけるように笑顔のコミュニケーションを大事にしています。

AM9:00

バイタルチェック

血圧、体温、脈拍、血糖値などの数値を定期的に確認し、患者さんの状態を把握します。

看護ケア

清拭や洗髪など保清ケアを含め、日常生活の援助を行います。患者さん一人ひとりと向き合うコミュニケーションの時間でもあります。

血糖値や血圧などの数値から、今の患者さんの病態が正常なのかどうかを判断し、求められる看護計画を検討し実施していきます。

AM11:00

点滴（与薬）準備

患者さんごとにどのタイミングで、どの薬が必要になるかを把握し、正確に与薬します。

昼休憩

12時前後に交代で休憩に入ります。温かいご飯を食べるなら職員食堂、次の予定に急ぐために院内コンビニでささっと済ませることも。

与薬の際は、患者さんのその日の体調や症状を医師や薬剤師に共有し、処方許可されたお薬以外の薬剤を与薬すべきかどうかを相談・提案することもあります。

PM1:00

体位交換

褥瘡の予防と悪化の防止には定期的な体位交換が大切です。自力で体を動かすことが困難な患者さんの体位変換やおむつ交換を、毎日3時間ごとに行います。

体位交換やおむつ交換の作業中にも、患者さんに褥瘡や不快そうにしている様子はないかしっかり観察します。

PM3:00

リハビリカンファレンス

患者さんにどのようなリハビリを施していくべきか、理学療法士の先生からの指導やアドバイスをもとに、今後のケア予定を充実させていきます。

名古屋掖済会病院では看護師や医師をはじめ、薬剤師や理学療法士、ソーシャルワーカーなどの専門職とのカンファレンスを密に行うことで、より良い医療の提供を追求しています。

PM4:00

書類（カルテ作成）

患者さんのその日の状態や経過を記録し、これからの治療に必要な情報をまとめます。

申し送り

その日の夜勤担当者に患者さんを引き継ぎ、依頼事項や注意すべき点を伝えます。16:50に日勤の業務は終了です。

忙しい業務の合間にも患者さんの様子をつぶさに観察し詳細に記録しておくことで、夜勤帯での看護や医師の治療に役立てることができます。

PM4:20

出勤

夜勤担当者は16:20より勤務開始です。
出勤後はまずカルテをチェックし、患者さんの情報を集めます。

引き継ぎ

カルテに記載されていない患者さんの詳細な情報を、日勤帯勤務の看護師から引き継ぎます。

夜勤帯勤務の看護師は、まずは情報収集担当と食事・配薬準備担当に分かれて作業を始めます。17:30ごろには患者さんが食事を開始できるよう、協力して作業を進めます。

PM5:00

食事準備

患者さんの病態に合わせた食事や経管栄養を準備していきます。

夕食の配膳・食事介助

ナースアシスタントとも協力し、夕食を配膳します。

一人で食事をすることが困難な患者さんの場合、誤嚥に注意して食事の介助を行います。患者さんの状態に合わせて食事のサポートも細やかに行います。

PM8:00

体位交換

夜勤帯は看護師が少ないため、4人がかりで患者さんを巡回し、時間をかけすぎないよう、力を合わせて体位交換を行います。

体位交換やおむつ交換は消灯後の深夜帯にも行います。事前に就寝中の体位交換について患者さんに伝え、できる限り起こしてしまわないよう慎重に行っています。

PM10:00

患者さんとコミュニケーション

消灯前の時間を使って、患者さんとコミュニケーションを取ります。

休憩

消灯後、看護師も順番で休憩に入ります。
夕食を食べたり、仮眠したりして、ちゃんと休みます。

消灯時間になかなか寝付けないという患者さんも珍しくありません。看護ケアで対応できることがあれば、その原因を患者さんとの会話を通して見つけ出します。

AM2:00

ナースステーションで作業

カルテの作成や、翌日の作業に必要な書類や物品の準備を行います。

巡視

夜間も定期的に病室を巡回し、患者さんの様子に変化がないか、
良眠できるているかを確認していきます。

日勤とくらべて比較的落ち着いている時間が多いですが、夜間に患者さんが新規入院されるケースもあり、予定を調整して柔軟に対応しています。

AM8:30

手術送り出し

朝一番の手術は8:45にスタート。病棟から手術室まで、患者さんを送り出します。

申し送り

夜勤中の患者さんの様子や経過を日勤担当者に情報共有。
当院は夜勤明けと、その翌日までゆっくり休めます。

手術送り出しの際は、手術に不安を感じている患者さんもいますので、少しでも安心できるよう送り出す間にも常に声かけは忘れません。