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DEPARTMENT 配属病棟22科DEPARTMENT 配属病棟22科

DEPARTMENT配属病棟22科

幅広い診療科を備えた当院は、救急医療と高度医療を核に、救急から緩和ケアまで対応しています。
ここでは配属可能性のある各病棟の詳しい看護内容をご紹介します。

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入院棟INPATIENT WARD

7F7東病棟(呼吸器内科)

入院棟 INPATIENT WARD

肺がん、肺炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気胸など、呼吸器内科の患者さんが入院する病棟です。呼吸苦の症状が強い患者さんが多いため、酸素や薬剤の投与と併せ、精神的な安心が得られるような看護ケアに取り組んでいます。呼吸器疾患は高齢者の方に多いこともあり、せん妄ケアや認知症ケアに関する知識・スキルに加え、呼吸器管理が必要な場合には酸素投与や管理方法の習得も必要です。終末期の患者さんには心身の苦痛を和らげるためにご家族も含め、医師や専門スタッフと協力したケアを行っています。

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入院棟INPATIENT WARD

7F7南病棟(血液内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、脳神経内科、膠原病リウマチ内科)

入院棟 INPATIENT WARD

内科系5科(血液内科/腎臓内科/糖尿病・内分泌内科/脳神経内科/膠原病リウマチ内科)の混合病棟として、患者さんの約半数が血液内科系の疾患で入院しています。そのため化学療法と輸血療法に加え、骨髄穿刺や腎生検などの特殊な処置も行います。患者さんへの看護も長期闘病の場合は支持的な関わりを、慢性疾患の場合は疾患を受け入れる過程ごとの変化を理解した援助を、そして残存機能を活かしつつ患者さんの自尊心に配慮した関わりなど、各診療科とそれぞれの看護場面に合わせた実践能力が求められます。患者さんへの療養指導を含め、患者さんに合わせた看護が提供できるよう全体像を捉えた傾聴力や対話、共に考える姿勢で取り組んでいます。

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入院棟INPATIENT WARD

6F6東病棟(泌尿器外科、脳神経外科、消化器内科、呼吸器内科)

入院棟 INPATIENT WARD

泌尿器外科、脳神経外科、消化器内科、呼吸器内科の4科を総合した外科系・内科系の混合病棟です。患者さんは手術が必要な方や化学療法や内科的な検査・治療が目的の方だけでなく、がんの終末期で入院される方も多くいます。外科手術後は回復過程の看護に携わるため治療を終えて元気に退院する姿は安堵する瞬間ですが、患者さんがいかなる状態や状況でも、ご本人やその家族にとって最善な看護を第一に行っています。4科に対応できる幅広い知識や看護技術が必要になり、中でも泌尿器科疾患を扱う際はウロストミー造設前から造設術後の管理、退院後の生活を見据えた指導のための看護実践能力も求められますが、より高いスキルを習得できる現場です。

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入院棟INPATIENT WARD

6F6南病棟(脳神経外科、耳鼻咽喉科、血液内科)

入院棟 INPATIENT WARD

3科にかかる病棟として、脳神経外科では手術適応となる脳卒中、脳腫瘍、外傷性脳出血、脊椎・脊髄疾患のある患者さんが入院します。耳鼻咽喉科は気道部位の感染による扁桃摘出から、副鼻腔炎手術、咽頭癌などまで幅広い患者さんに関わります。血液内科は、悪性リンパ腫や骨異形成症候群といった血液がんが多く、化学療法や放射線療法などを受ける方の看護にあたります。疾患により意識レベルの低下がある患者さんが少なくないため、一方的な看護にならないよう根気よく傾聴し、倫理カンファレンスを開きながら、本人や家族の思いに寄り添った最善なケアを心がけています。その中で患者さんの思いや訴えに気づくスキル、客観的な視点、倫理的感性が磨かれます。

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入院棟INPATIENT WARD

5F5東病棟(消化器内科、外科、皮膚科、緩和ケア内科)

入院棟 INPATIENT WARD

消化器内科、外科、皮膚科、緩和ケア内科を主な入院診療科とし、周手術期の方から終末期の患者さんまで、幅広い領域の看護に携わります。病棟にはがん患者さんも多く、精神的なケアは最も力を入れています。特に治療方法の選択や治療が変わるタイミングなど、様々ある選択の中で、患者さんが患者さんらしく意思決定ができるようにするための支援を第一に心がけています。患者さんがどのような状況・状態であっても変わらず寄り添い、傾聴し、共に考えていく力を大切にしながら、手術や処置などの積極的な治療を行う回復期から、穏やかに残された時間を過ごすターミナル期までの看護に関わることで、多方面に対応できる看護師へと成長します。

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入院棟INPATIENT WARD

5F5南病棟(外科、歯科・口腔外科、救急科)

入院棟 INPATIENT WARD

「明るく、楽しく、前向きな気持ちで看護」を病棟の信念・目指す看護に掲げ、患者さんを最優先に、痛みを訴える前に気付き傾聴する姿勢を大事にしています。病棟には消化器、甲状腺、肛門、乳腺、呼吸器外科の術前・術後の方、埋伏歯や口腔内の癌、外傷による下顎骨折などの術後の方、尿路感染や肺炎などによる敗血症を発症した方など、様々な病態の患者さんが入室しています。また化学療法などにも対応し、人工肛門造設患者さんの装具の選定からパウチ交換までできることが当病棟の強み。さらに皮膚・排泄ケアや集中ケアの認定看護師が在籍し、最適な装具の選択やケア方法が決定できるサポートや周術期のフィジカルアセスメント、人工呼吸器管理などを理解したケアに取り組んでいます。

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入院棟INPATIENT WARD

4F4東病棟(整形外科、手外科、形成外科、救急科)

入院棟 INPATIENT WARD

大腿骨骨折、多発外傷、四肢切断、手指再接着、顔の傷など、手術による痛みが大きい整形外科、手外科、形成外科の患者さんに対し、痛みを軽減して穏やかに過ごせる看護を第一に取り組んでいます。そのために不可欠なのが医師、理学療法士、薬剤師、栄養士などの多職種チームとの連携です。これにより患者さんの日常生活動作を維持・向上につなげます。救急科においても誤嚥性肺炎患者、尿路感染患者、敗血症患者、重症外傷患者と様々で、外科・内科疾患への理解が重要です。患者さんが回復する経過を見ることができるのは大きなやりがいがある一方、懸命な医療・看護提供を実施する中、亡くなる患者さんもいます。安全意識と倫理観のある看護師として、思いやりのある看護提供を実施しています。

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入院棟INPATIENT WARD

4F4南病棟(整形外科、呼吸器内科)

入院棟 INPATIENT WARD

2科の混合病棟として、整形外科では交通事故や仕事中の事故、転倒による大腿骨骨折をはじめ、様々な外傷患者さんが入院されます。股関節周辺骨折に対する手術が多く、そのほか手指損傷に対する再接着術、腹部の皮膚を手に移植する腹部有茎皮弁などの専門的な治療にも対応しています。一方、呼吸器内科では肺癌、慢性呼吸器疾患、誤嚥性肺炎などの患者さんが多く、薬物治療に加え、気胸や胸水に対してはトロッカーの管理、慢性疾患の急性憎悪に対するNPPVやNHFの管理、終末期における緩和ケアの知識やスキルも必要になります。個々の患者さんの背景や環境などを考慮しながら、入院時から退院・転院とその後の生活を見据え、リハビリの介入を踏まえた退院調整にも努めています。

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入院棟INPATIENT WARD

3F3東病棟(産婦人科 等)

入院棟 INPATIENT WARD

女性専用の病棟として産婦人科を中心に、呼吸器内科や神経内科、外科系などの疾患を抱えた患者さんを看護します。産婦人科は病棟と外来を一体化し、ワンユニット管理することで、入院から治療、退院後の支援まで継続して行うことができます。特に産科は24時間セキュリティーエリアにて妊婦さんの産前・出産・産後のケアを行いながら、安全な分娩管理を実現するべくNCPR(新生児蘇生)やJ-MELS(産科救急)訓練も積極的に実施しています。婦人科では術前から術後、化学療法のケア、細やかな退院指導まで行っています。産科以外の疾患や病態で療養する女性も多いため、看護能力に加えて気遣いも磨きながら、出生から看取りまで女性のライフステージを支える経験ができる唯一の病棟です。

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入院棟INPATIENT WARD

3F3南病棟(小児科 等)

入院棟 INPATIENT WARD

主に0歳〜15歳までの患児を対象に、内科から外科まで様々な疾患のある患者さんが入院する病棟です。加えて成人期から老年期にある患者さんや、残された時間を過ごす看取りの方の受け入れも行っています。患児については病態と症状を理解した看護はもちろん、それぞれの年齢や発達段階に合わせた細かな声かけが信頼関係を築く上で大事になります。患児は自らの症状について具体的に訴えられないからこそ、看護師として五感で感じながらケアすることが求められます。さらに患児に付き添う家族への気遣いも大切な支援の1つです。心身ともに家族が安心して休息できる時間が持てるよう、預かり保育なども提案しながら、患児の成長に合わせた関わりを第一に取り組んでいます。

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入院棟INPATIENT WARD

2F2東病棟(脳神経内科、循環器内科)

入院棟 INPATIENT WARD

脳神経内科と循環器内科の内科系病棟のため、脳卒中、てんかん、神経筋疾患、心不全や狭心症などのカテーテル治療で入院する患者さんの看護が中心になります。病気によって麻痺や、上手く発音できない構音(こうおん)障害、高次脳機能障害などの機能障害をもつ患者さんが治療やリハビリに取り組む病棟でもあります。その機能回復を目指す過程において「患者さんらしさ」を大切に、心身のみならず、その人らしさを尊重して全体を捉えた看護を大事にしています。様々な機能障害はもちろん、認知機能の低下やせん妄のある方も多いため、患者さんのペースに合わせた看護を第一に行動できること、さらには慌ただしい現場の中でも、深い思いやりを持ってケアできることも大切になります。

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入院棟INPATIENT WARD

2F2南病棟(循環器内科、心臓血管外科)

入院棟 INPATIENT WARD

心筋梗塞や心不全、心臓弁膜症や冠動脈疾患などの患者さんが入院する病棟です。循環器内科と心臓血管外科を主とした病棟のため、冠動脈形成術や不整脈の治療である経皮的心筋焼灼術、閉塞性動脈硬化の治療のためのEVT(末梢血管治療)などを目的に、短期間の標準的計画で入院する方が多いのも特徴です。入院中の治療に加えて重要になるのが、退院後の生活習慣の改善や継続的なセルフケアです。生活環境や家族の協力体制に関する情報を収集・共有しながら、患者さん自身による健康観察や内服の自己管理などができるように繰り返し指導することも重要な看護の1つです。当病棟で看護する上で心電図を読めることが基本スキルですが、看護を通して繰り返すことで身につきます。

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入院棟INPATIENT WARD

1F透析室

入院棟 INPATIENT WARD

慢性腎臓病の進行で透析が必要な患者さんを中心に、他施設で維持透析を行っている方、手術や検査入院中に一時的に透析が必要な方、救急で入院する方の透析にも対応します。特に透析中は感染症への対策が重要なため、安全に透析医療を提供できるよう、患者さんへの負担を最小限にした看護に配慮。状態の変化に対して迅速に対応できるよう、事前の情報収集も丁寧に行います。そして患者さんにとって何より大切なのが自己管理です。外来通院で透析する方には日常生活で気をつけるべきことを一緒に考えます。慢性期ゆえの思いを汲み取りながら、患者さん自身が病気を理解し、上手に付き合う力を身につけるセルフマネージメントを行えるのも透析室で看護磨ける能力の1つです。

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救命センターEMERGENCY CENTER

4F救命救急室

救命センター EMERGENCY CENTER

「断らない救急」を掲げる病院として、365日24時間体制で全診療科の患者さんを受け入れる現場です。コロナをはじめとする感染症患者や、予断を許さない状態の重症患者、精神疾患を患う方、時には脳死下の患者さんの臓器提供など、あらゆる疾患や状態に対応します。急激な症状悪化により入院を余儀なくされるケースが多いため、心身ともに不安定な状態の患者さんや家族も少なくありません。刻々と変化する病態に配慮しながら、患者さんの苦しみや不安を傾聴し、寄り添う姿勢が大切になります。様々な疾患や背景のある患者さんを看護するため、常に最新の知識を得ようとする向上心と探究心に加え、あらゆる診療科の医師や他職種とのコミュニケーションは欠かせません。

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救命センターEMERGENCY CENTER

1F初療室

救命センター EMERGENCY CENTER

脳卒中、急性心筋梗塞、多発外傷などに対し、軽症から重症疾患まであらゆる症状・疾患の患者さんを受け入れます。搬送状態によっては緊急手術やカテーテル治療、内視鏡検査なども初療室内で行います。緊急度・重症度ともに高い患者さんの搬送では迅速な対応が迫られるなか、救命はもちろん、患者さんや家族の思いを大切にした「寄り添う看護」が求められます。患者さんや周囲の方などから本人の状態を収集、分析、評価して実践するアセスメント能力を身につけながら、医師を含めた他職種とのコミュニケーションを密にすることで、様々な疾患に対する幅広い知識と迅速な判断力が磨かれます。日々学び、努力が必要な現場は、憧れ以上に厳しさがある分、やりがいの大きさを実感できます。

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緩和ケア病棟PALLIATIVE CARE WARD

1F緩和ケア

緩和ケア病棟 PALLIATIVE CARE WARD

がんを治すための手術や抗がん剤治療などではなく、がんによる辛さを和らげるための緩和的医療を必要とする患者さんを看護します。がんという一つの痛みから身体的、精神的、社会的など様々な痛みが引き起こされ、患者さんは多くの苦痛や問題を抱えます。そんな患者さんの意向や希望を引き出し、身体的負担にならないよう医師や看護師同士、ご家族とも相談し、一番望ましい方法で叶えられるよう看護を工夫します。死が迫っても患者さんの表情やしぐさから意思を汲み取り、大きくなる家族の心理的負担にも関心を寄せ、心配事や気がかりな点に対応することも大事なケアです。最期までその人らしく生きるための支援を行い、患者さんとご家族に寄り添い続ける力が必要になります。

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外来棟OUTPATIENT WARD

4F急性期病棟

外来棟 OUTPATIENT WARD

2023年4月から「急性期病棟」として新たにスタートした4F病棟。ここでは脳梗塞やくも膜下出血などの脳神経疾患から、肺炎や敗血症などの重症感染症の患者さんまで、病気の急な発症によって入院する方がほとんどです。あらゆる病態の患者さんを受け入れてケアする病棟だからこそ、一人ひとりの経験の幅は広がり、個々の経験と看護スキルを結集させることでいち早い回復に努めることができます。また、これまで当病棟では、急性期治療を終えた患者さんの退院後の支援を整える地域包括ケアに取り組んできました。その時に培われた「退院を見据えた視点」は、急性期病棟になっても強みとなって日々の看護に活かされています。

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外来棟OUTPATIENT WARD

3F集中治療室

外来棟 OUTPATIENT WARD

集中治療室には、循環器内科や心臓血管外科などの外科領域に加え、救急領域においては多発外傷のような生命の危機に瀕した状態で、全身管理が必要な患者さんが多く入室します。そのため人工呼吸器やECMO、Impellaなどの補助循環装置を含めたデバイスを装着し、自身で症状を訴えることが困難な場合がほとんどです。そんな患者さんのニーズを汲み取るために、身体的情報を逐一収集し、そのデータや表情などから状態を瞬時に判断して苦痛緩和に努めます。また、全身管理を要する患者さんを複数受け持つため、知識だけでなく、優先順位を考えて行動する力や様々な職種と協働する力が大切になります。学ぶことが多い現場だからこそ、探究心を持って地道に患者さんの看護に臨みます。

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外来棟OUTPATIENT WARD

3F中央手術部

外来棟 OUTPATIENT WARD

予定手術から緊急手術まで、整形外科、泌尿器科、産婦人科、心臓血管外科、脳神経外科、眼科、形成外科などの外科系手術を受ける全患者さんを担当します。手術は患者さんにとって人生の大きな出来事であり、QOL(生活の質)に大きな影響を与えます。不安や緊張を持って手術室に入る患者さんの気持ちを理解した上で、手術による合併症が最小限となるよう術前から情報収集を綿密に行い、一人ひとりに合わせた看護計画を立案。術後は患者さんの回復に向けて細やかに対応します。そして手術では術式、流れ、器械の種類を確認しつつ、外科系の全医師と診療を支援するスタッフと手術内容について打ち合わせを行います。術前・術中・術後の調整役として円滑な進行の要になるのが手術部看護師です。

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外来棟OUTPATIENT WARD

2F中央放射線部

外来棟 OUTPATIENT WARD

多くの患者さんは不安を抱えた状態で検査に臨みます。看護師はその傍らで思いを知り、声を聞く存在として、検査や治療の手順を熟知し、安全な治療と検査環境の提供が使命になります。ERCP、TBLB、心臓カテーテル検査など、全診療科で必要となる検査を中心に、心筋梗塞やくも膜下出血など緊急性の高い検査と治療に対して迅速に対応します。また近隣の病院・施設からの検査依頼や、最新の医療機器を用いたコンシェルジュ健診などの予防検査にも積極的に応じ、がん放射線治療の介助にも関わります。看護師の視点を持って患者さんの苦痛を和らげ、合併症を予測する行動を取りながら、医師、放射線科技師、臨床工学部技士と連携し、役割に応じた知識・技術を発揮して安心の提供に取り組みます。

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外来棟OUTPATIENT WARD

1F入退院支援室

外来棟 OUTPATIENT WARD

当院を受診する全診療科の患者さんが対象です。これから入院される方には入院支援室担当の看護師が手続きの説明と、入院まで安心して過ごしてもらうための案内や指導を行います。入院中の方には退院後の生活を見据え、退院調整室担当の看護師が、患者さんや家族の意向に添った支援体制を考えます。外来で通院する方への情報提供はもちろん、住み慣れた地域で生活を希望する場合には在宅療養の調整役となり、地域で往診できる医師や訪問看護師、ケアマネージャー、介護保険施設の職員などと連携します。全科にわたる幅広い知識と、多職種との調整力やコミュニケーション能力を磨きながら、医療の視点と患者さんの希望に添った支援を行うことに努めます。

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外来棟OUTPATIENT WARD

1-2F外来

外来棟 OUTPATIENT WARD

外来を訪れる患者さんは様々な理由で受診します。症状の改善や慢性疾患のコントロールの相談、健診などの結果により受診を勧められたケース、手術や入院による治療後の経過観察で通院している方など、限られた時間の中で、診察や検査などがスムーズに受けられるようサポートすることが求められます。また継続して外来通院する高齢の患者さんには、身体機能や認知機能の低下などで日常生活に問題が生じていないか、生活に視点を向けて考える力も必要です。状況に応じて専門部署と連携し、サービス導入などの支援にもつなげます。患者さんが抱える不調や問題がどこにあるか、変化も注意深く観察しながら他職種と情報共有を大切に、受診後の治療方針に関わる意思決定を支えます。